WordPressには、タグクラウドやサイト内検索フォームなど様々なウィジェットが標準で搭載されています。ここでは、それらのウィジェットをサイドバーに出力するための設定を紹介します。
ウィジェットエリアの確保
ウィジェットを利用するためには、ウィジェットを出力する場所を用意しなければなりません。今回は、サイドバーに出力させたいので、「sidebar.php」内に出力場所を設けます。
//sidebar.php
<?php dynamic_sidebar( 'side-menu' ); ?>
これでウィジェットエリアを確保することができました。パラメータとなるエリア名は何でも構いませんが、ここでは「side-menu」としておきます。
次にウィジェットエリアを表示させるためにfunction.phpを使います。ファイルを開いたら「register_sidebar()」を追加します。
//function.php
register_sidebar( array(
'name' => 'サイドメニュー',
'id' => 'side-menu',
'description' => 'サイドメニューのウィジットエリア',
'before_widget' => '<div id="%1$s" class="submenu widget %2$s">',
'after_widget' => '</div>',
) );
これでウィジェットエリアが表示されるようになります。WordPressの管理画面から【外観】→【ウィジェット】を開いてみましょう。すると、nameパラメータで指定した「サイドメニュー」というエリア名が作成されていると思います。左側には利用できるウィジェットの一覧がありますので、利用したいものを作成したウィジェットエリアにドラッグ&ドロップしてあげれば出力されます。