Photoshopを使って、写真を絵画のような雰囲気に加工する方法を紹介します。フィルタ機能からいくつかエフェクトを加えるだけで簡単に表現することができます。
絵画風レタッチ手順
まずは加工したい写真を配置しましょう。
エフェクトをかける
ここからエフェクトをかけていきます。フィルタメニューのテクスチャから「粒状」を選択して、「密度:50」「コントラスト:60」「種類:凝集」で設定をします。そして、パネル下にある「新しいエフェクトレイヤー」のアイコンをクリックして粒状を複製したら、今度はドライブラシを選択して「サイズ:0」「細かさ:8」「テクスチャ:1」で適用します。
次にノイズを加えていきます。新規レイヤーを作成したらグレー系で塗りつぶします。そして、フィルタメニューのノイズから「ノイズを加える」を選択して、ガウス分布にチェックを入れて、量を30%にして適用します。ノイズを加えたら今度は「輪郭検出」を適用します。そして、レイヤーの描画モードを「ソフトライト」にして不透明度を50%程度にします。
縁取りにシャドウを入れる
写真の周りにシャドウを入れていきます。クイックマスクモードに切り替えたら、グラデーションツールを持ったらグラデーションエディタで「描画色から透明に」を選択して「円形グラデーション」で写真の中心から外側に向かってグラデーションをかけます。
クイックマスクモードを解除したら「Ctrl+Shift+I」で選択範囲を反転させます。次に調整レイヤーから「べた塗り」を選択して黒色で塗りつぶします。そして、このレイヤーの不透明度を60%程度にします。
色調補正を加える
まずは「色相・彩度」を選択して、彩度を下げて明度を少し上げます。
次に「カラーバランス」を選択して、色味を調節したら完成です。この辺の色合いは好みによるので自由に色の調整をしてください。
以上が、Photoshopで写真を絵画風に加工する方法となります。